クリニックで親子で皿回し~無心にあそべ、そして楽しい「合気道」~

早川先生の講演を聞いて10日くらいたちます。今、一番心に残っているのはやはり「皿回し」です。これは、もう最高の手技です。少しの技術が必要ですが、うまく回れば達成感があります。無心になって遊べます。
クリニックで回して子どもにみせると、その子は父親に(ダディと呼んでいましたが)「ダディ、ダディ、見て、見て!」と叫んでいました。よくぞ、こういうものがあったもんだ!と感心します。ちょっと珍しくて面白いものです。他と比べると、けん玉はもっと技術が必要です。皿回しは単に回すだけならそこまでは修練がいりません。
それと、エナジースティック。人と繋がることで光と音が出るのは、その使い方ですね。子どもとタッチして遊べます。喜んでタッチしてきます。それを見ている親も喜んでいます。そしたら、親も一緒に繋いでタッチします。診察が済んでから帰る前の一コマです。
人と人、大人と子どもとつなぐもの、その関係性が大事だと思います。関係をつなごうとして意図的になると、なにかそれが妨げになるように思います。下心を感じるのでしょうか・・・
私は合気道を習っていますが、合気道の中では「合気」ということばで投げられるものと投げるものとが一体化した状態を表現します。それには相手を受け入れることが最初になります。投げようとして(意図的に)相手に対すると相手は用心して合気になりません。単純に無心に遊ぶこと、その無心である状態が人と人、親と子どもを結ぶ要となるのだろうと思います。意図的なものがなく、安心して心を開いて無心に遊べ、そして楽しい。これは子どもの時にみな体験してきたことです。そこの状態に帰れる、というのが「子ども力」です。
今年は私にとって「遊び」の発見の年です。早川先生は講演ではいろいろとお話しされたでしょう。テキストをみると、いろいろなことが書いてあります。でも時間がたつと難しいことは忘れていってしまいます。私に残ったのは、遊びの楽しさ、です。

大阪府
清水こどもクリニック
清水 一男先生